ドラフト会議で楽天イーグルスに3位で指名された東海大学菅生高等学校出身の日當(ひなた)直喜選手。
日當(ひなた)直喜選手は先天性の小耳症で、耳が産まれつき聴こえづらいというハンデを背負っています。
「ハンデを乗り越えたエース」と呼ばれた日當(ひなた)直喜選手についてまとめています。
日當直喜選手の左耳は先天性の小耳症
日當直喜選手の左耳の聴力はどのくらい?
日當直喜選手は左耳を手術しないの?
日當直喜選手の左耳は先天性の小耳症
日當直喜選手の左耳は、先天性の小耳症です。
小耳症とは?
小耳症は耳の先天異常のうち変形が一番強いもので、耳の形が完全にできあがらなかったため、耳が小さいものを呼びます。 変形の程度も,痕跡的な耳たぶしか残っていない程度から、耳介の陥凹部は残っていて耳の上部だけが縮まったようになっている程度のものまでさまざまです。
引用元:https://kcmc.kanagawa-pho.jp/
【小耳症の写真】
引用元:日本形成外学会
直喜選手の母・直美さんは、息子の為を思って、幼稚園に行っても左耳を髪で隠すように配慮してきたといいます。
ところが、幼稚園の卒園式で「大きくなったら野球選手になりたい」と夢を語った直喜選手から、
と言われたそうです。
引用元:Xより
その時、母・直美さんは隠したいと思っていたのは親だけだったんだと気づいたそうです。
しかし、髪を切ったあとの日當直喜選手は、左耳のことを常に周りからからかわれてきたといいます。
引用元:Xより
ポジティブで優しい性格の持ち主の日當直喜選手は、そんな辛い中でも、母・直美さんには一切、弱音を吐かなかったそうです。
日當直喜選手にとっては辛い日々だったでしょう。
日當直喜選手の左耳の聴力はどのくらい?
小耳症の日當直喜選手ですが、聴力はどのくらいなのでしょうか?
高校生活の様子を追ったドキュメンタリーでは、190cmある大柄の日當直喜選手が一番前の席に座っていました。
それはもちろん、野球のプレーにも支障があるときも。
キャッチャーからの掛け声や、チームメイトからの声も聞こえずらい時があるんだそうです。
ポジティブ思考の日當直喜選手は「絶対に野球選手になる」という思いを忘れたことはなく、聞こえずらいハンデを乗り越えようと必死に努力してきました。
ドラフト会議
楽天が指名した日當直喜投手 耳に障害を乗り越えた㊗️三順目指名㊗️
楽天よ
チームのスローガン
『夢を叶える球団』
彼は気配りができる。投手でなくても企業楽天には必要な人材だ— 経済学批判 (@kyowajapa) October 26, 2023
プロになったからにはミスは致命的になりますが、日當直喜選手はハンデを感じさせないプレーを見せてくれるはずです!
日當直喜選手は左耳を手術しないの?
母・直美さんは少しでも「自分にできることはないか」と直喜選手が15歳の時に、形成外科に行ったことがありました。
しかし、日當直喜選手は苦渋の決断の元、手術はせずに野球を続けることを選択したのです。
その理由は、手術をすることによって大好きな野球が”半年間できなくなる”という理由からでした。
日當直喜選手にとっては大事な半年間だったはずですよね。
きっとその選択があったからこそ、今につながっているともいえるのかもしれないですね。
家族思いで、優しい日當直喜選手、楽天イーグルスで活躍していってほしいです!!